五反田ブロックでは、10月28日(土)〜10月29日(日)に4年前より続く被災地応援事業を行いました。
 定員30名のところ、36名の方たちの参加を得ました。1日目は福島県富岡町慰霊碑視察、宮城県亘理町の復興状況を語り部さんから震災講話を聴き、2日目は石巻市復興住宅の花壇整備のボランティア活動を行いました。

 
 被災地応援ボランティアツアーは、今年で連続4回目になります。
 1日目の富岡町では災害の生々しさを目にしました。パトロールカーに乗って震災直後の住民の避難誘導にあたっていた警部はいまだに行方不明と聞きました。被災したパトカーを目のあたりにし、使命感と勇気を胸に多くの住民を守るために職務を全うした人たちがいたことに胸を打たれました。
 亘理町の復興状況は、語り部さんに震災講話をしていただき、亘理町の広い大地が、ことごとく海となり厳しい体験とその後の必死の取組を聞きました。想像を絶するものがありました。
 

 私たちの日頃暮らしている安全な生活が、自然災害の前では、一瞬で破壊されてしまうという現実を肝に銘じ、いつも意識し、訓練しておくことが いかに大切か、痛烈に感じました。
 一人ひとりの頑張りと多くの人たちの協力があって、少しずつ確実に復興していました。素晴らしいことです。
 
 2日目の石巻市復興住宅の花壇整理ボランティアでは、数十個あるプランターの植替え作業を行いました。
 被災者の方が、たくさん復興住宅で生活をしています。高齢者の方が多いため、たくさんある花のプランターの植替えもままならない状況が続いています。台風も近づき、雨も降っていました。「今日のボランティアは中止かな」と皆が思っていましたが、迎えてくれた地元の人たちは、我々の人数の多さにも驚かれましたが、我々を大歓迎してくれました。期待が大きかったので、プランターの草を取り、土を全部出して、肥料と混ぜて、新たにプランターに入れてそこに花を植えました。

  

 
テントは張って有りましたが、どうしても雨に濡れて体が冷えてしまいました。しかし、若者を中心としてシルバー世代も、前回に引き続きしっかり頑張りました。
住民の方たちには大変喜んで頂くことができました。やっと花を愛でることができるようになり、心も癒されてきているのかなと思います。

  
 前回は山の上での作業でしたが、今回は雨の中です。作業は全体的になかなか厳しいものがありました。出来ることをやって喜んでもらえるということは、私たちが生きる上でかけがえのないものだと思います。
 
 日本は自然災害大国、いつどこで災害が発生するのか分かりません。大きな災害を忘れないためにもボランティア活動の必要性を感じました。大変な体験をされた現地の人たちから、「いつまでも忘れないで来て下さるボランティアには大変感謝します。」と伝えられました。


 今回で連続4回目のボランティア活動となりますが、ボランティアの必要性を肌身で感じ取れるようになった感がします。困っているから行っているというだけでなく、今を生きる自分たちが、人と人とが協力し合って生きることが自分にとっていかに必要かがわかってきたような感じがします。
 ボランティア活動に区や都からも補助金が出ますが、自然災害大国の日本では、一人一人が協力し合うことが国を挙げて取り組まなければいけない重要なことだとの認識の上だと思います。

 (写真・記) 五反田ブロック 副ブロック長  中田英明